本年3月、香川県内の高校を卒業して就職した生徒の約9割が、地域産業の担い手として県内企業に就職しました。
2009年3月に香川県内の高校を卒業した8596人のうち、就職した生徒は、1499人で就職率は17.4%(男21.7%、女13.2%)でした。そのうち、県内企業に就職した生徒は1354人(90.3%、全国第10位、全国平均78.1%)と、多くの生徒が地元企業に就職し、地域産業の担い手として頑張っています。
しかし、昨年秋以降の景気悪化の影響で、2010年3月高校卒業予定者の今年7月末の求人数が昨年に比べ約35%減少し、求人倍率が1.04倍(全国第4位、全国平均0.71倍)になるなど、厳しい状況になっています。県教育委員会では、これまで行ってきたジョブ・サポート・ティーチャー(求人開拓・就職相談専門の教員)の配置、職場見学会、就職ガイダンス、合同就職面談会などの就職支援に加え、今年度は新たに、進路指導の補助員を12校に配置し、新規求人情報収集などの就職支援を積極的に行っています。