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2010年4月1日 更新 おしえて!早わかり芸術祭

第1回芸術祭基本編 「瀬戸内国際芸術祭2010」は備讃瀬戸に浮かぶ7つの島を舞台に繰り広げられるアートのお祭りです。7月19日(海の日)~10月31日(日)の105日間、世界中から約80組のアーティストが各島で多種多様な作品を展開します。現在、多くの場所でポスターやチラシを見かけますが、「でも、芸術祭って一体何するの?」って思っている人、結構いますよね。「おしえて!早わかり芸術祭」では、みなさんに芸術祭をもっと知って頂くため、分かりやすく解説していきます。初回は、まず芸術祭の基本をおさらいしましょう。

美しい瀬戸内海が舞台!

日本初の国立公園「瀬戸内海国立公園」は、穏やかな海にぽっかりと浮かぶ島々の風景が美しい日本を代表する景勝地。その中で備讃瀬戸と呼ばれる香川県と岡山県の間の地域で芸術祭は行われます。会場は直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島の7つの島と母港となる高松港。これらの島の様々な場所、例えば集落の中の空家や、浜辺、田んぼの中などを使って作品は展示されます。どんな場所に作品があるのかを見つけるのも楽しみの一つですね。

香川県と地域×現代アートの立役者が強力タッグ!

芸術祭の実行委員会会長は真鍋武紀香川県知事。総合プロデューサーは、アートの島・直島を生み出した福武總一郎さん(財団法人 直島福武美術館財団理事長)、総合ディレクターは新潟・越後妻有「大地の芸術祭」で里山を舞台にアートの力での地方活性化で功績をあげている北川フラムさん。すでに十数年前から地域と現代アートを生かした独自の地域づくりに取り組んでいる2人が、芸術祭を作り上げます!

世界中からアーティストがやってくる!

世界各国で活躍するトップアーティストから地元・香川のアーティストまで、多岐に渡るアーティストが参加します。例えば、豊島でレストランを手がけるトビアス・レーベルガーさん(ドイツ在住)は「アートの五輪」と呼ばれるヴェネチアビエンナーレで昨年、個人部門での金獅子賞を受賞したトップスター。その他にも世界で活躍中の有名アーティストたちが島へやってきます。また、日本の美術・芸術大学のチームや香港や中国、台湾からも大勢の作家やスタッフが集合。いったい全員で何人になるの?と言うくらい沢山のアーティストや学生、それを支えるスタッフが来るのです。まるで現代アートのオリンピックみたいですね。

のんびり~な船旅で島へ行こう!

島々へはもちろん船で渡ります。高松から犬島を除く全ての島への移動が可能です。近いところで女木島は約15分、最大でも小豆島や直島へはフェリーで約1時間。犬島は岡山方面からのアクセスが便利です。船の中ではのんびり船旅気分を味わいましょう。ゆっくりと移り変わる風景、島と島が重なり合い、海の表面がシルクの様に滑らかに通り過ぎます。夕刻の風景もまた格別、瀬戸大橋を背に空と瀬戸内海が赤く染まっていきます。

島時間とアート作品、両方満喫!

島についたらさっそく美術鑑賞、ではありません。個性豊かな文化や自然、雰囲気を持つ7つの島の、その空気を味わいましょう。小さい島は徒歩で、大きな島は自転車やバスで移動できます。芸術祭公式ガイドブック(美術出版社発行予定)を見て作品展示場所を確認し、「島時間」を味わいながら、穏やかな瀬戸内海を横目に目的地まで行きましょう。「現代美術って難しいんじゃない?」と思っているあなた。いえいえ、そんな事はありません。意外とおちゃめで、人間味溢れる作品も沢山あります。島の自然や空気と調和した作品を体で感じ、満足したらさあ次へ。

パスポートはスタンプラリー形式になっているので、次から次へと作品を見つける楽しさがあります。だんだんと見るもの全部が作品に思えてくる!?昼ご飯やおやつタイムも大事な旅の楽しみ。島ごとに様々なカフェやレストランができ、時にはかき氷やスイカ、島のお母さんのお接待にたどり着くかもしれません。ガイドブック片手に「今日のランチはあの島?この島?」と思案するのも楽しそうですね。

今後もパスポート入手方法や会場までのアクセス方法、ガイドブックについてなど詳しくお届けします。次回は、すでに各島々で活躍中の芸術祭の縁の下の力持ち「こえび隊」についてです!お楽しみに!

こえび隊 甘利 彩子

瀬戸内国際芸術祭2010

開催期間 2010年7月19日(海の日)~10月31日(日)
会場 直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港周辺

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