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2010年5月20日 更新 It’s me!それは私です。

ランニングと日曜大工が気分転換の秘訣。現在、香川でのランニングコースを検討中。 - 高松高等裁判所長官 富越 和厚さん 多忙な毎日を過ごす高松高等裁判所長官の富越和厚さんのリフレッシュ法の一つは、ランニングだ。「学生時代から勉強に疲れると、時間を見つけて1、2キロくらいを走っていました。現在のように距離を決めて走るようになってからは、既に10年は越えましたね」。きっかけは「飲み仲間に誘われて出た牛久マラソンでした」。エントリーしたのは、平坦な市街地を走る5キロコース。37分前後で完走した。その後もいくつかの市民マラソン大会に5キロコースで出場、「ゆっくりめのペースでも30分を切るようになり、今では26分くらいで走っていますね」と富越さん。最近ではエントリーするコースの距離も、5キロから10キロ、ハーフなど、徐々に長くなっている。

ランニングでリフレッシュ!

富越さんにとり、ランニングは特別なものではない。自宅がある東京ではもちろん、転勤先でもコースを見つけ走ってきた。「ペースにすると1日おきくらいですね。滋賀県の大津で勤務していたころは、週末になると琵琶湖畔を走りました。水辺ですからアップダウンもなくて、ひたすら走れるんですよ」。東京高等裁判所時代、毎週月曜は業務を終えると皇居周辺を走っていた。「同じ部屋の人を誘ってね。1周すると約5キロになります。コースの途中に大手町のビル街を見渡せるポイントがありましてね、日が短くなる冬場は、ビルの灯りがきれいに見えるんですよ」

定期的に走っているとはいえ、いつも「走りたい!」という前向きの日ばかりではない。「雨が降ったら辞めています。寒い日などもおっくうになり、外に出るまでは躊躇する。でも、いざ走り始めたらそんな気持ちは吹き飛びますね。走ってよかったと思えるんですよ」と富越さん。

ランニングのよさは、自分と向き合える時間が持てることだという。「ストレス解消でスポーツをする場合、特に球技だと、ボールを追うことに集中して何も考えない。逆にランニングは孤独な単純運動で、走っている間は、個人的なことや仕事の問題などをとりとめもなく考えている。特に結論が出るわけではないが、気持ちはすっきりする。こんな時間が持てるのは貴重だと思いますね」

今年3月に着任した高松でも、すでにランニングコースを見つけた。「栗林公園周辺を一回りして5、6キロになるコースを地図上で作って走っています。ほかにも、5キロから10キロくらいで、何カ所か景色の良いコースが取れればいいなあと思っています」

腕はプロ級、日曜大工

単身赴任の現在は、その腕を存分に生かすことができないが、富越さんのもう一つのリフレッシュ法は日曜大工という。子どものころから、木箱や木片などをナイフで削ったり、カナヅチやのこぎりを使って様々なモノを造ったりしてきた富越さんは、「上等ではありませんが、大工道具は身の回りにありました。また、私が子どもの頃は、風呂はまきで焚いていたので、木を切ったり、割ったりは手伝いでしていた。刃物などは日常のなかで接していたんですね」。そんな少年時代の経験は、成長してから日曜大工への興味と変わる。「例えば、棚が無ければ造るなどと、実用に即した物作りをしましたね」

最大の作品は、富越さんのお母さんが住んでいる茨城県の家の庭に建てた6畳の広さがある小屋だ。「木造家屋の建て方という書物を買ってきて、設計に3カ月、材木を購入し組み立てに必要な加工に数カ月、棟上げまでに10カ月近くかけました。土日ごとにこつこつと作業をして、完成まで1年4カ月くらい。この期間はとても楽しく、充実してましたね」。完成後は、物置兼作業部屋として活用しているという。

日々のストレスに対して、ランニングと日曜大工で精神を解放し、メリハリを付けてきた富越さん。高松暮らしになってから日曜大工はストップしたままというが、「高松では、余暇をランニングと観光にあてようと考えているんです」。新しいプランは万全だ。バランスの取れたオンとオフの過ごし方を、高松でも実践されることだろう。

教えて!富越さん

  • 質問1 単身赴任(あるいは転勤)は何度目ですか?

    転勤は9回目で、単身赴任は3回目。

  • 質問2 香川県に来てどれだけになりますか?

    1カ月半。

  • 質問3 家族のところには月何回帰りますか?

    2カ月に1回帰る(その間に家内が来高)。

  • 質問4 香川県に来てから始めたことはありますか?それは何ですか?

    朝の散歩。

  • 質問5 週何回うどんを食べていますか?

    1~2回。

  • 質問6 週何回飲みにいきますか?

    ほとんど自宅で晩酌。

  • 質問7 体にいいことを何かしていますか?それは何ですか?

    ランニングとエクササイズ。

  • 質問8 香川県でおすすめの場所はどこですか?

    栗林公園、寒霞渓、瀬戸の島々。

  • 質問9 休日はどのように過ごしていますか?

    近所の観光。

  • 質問10 最後に香川県の印象を教えてください

    落ち着いた伸びやかさ。

富越 和厚

富越 和厚
  • 1947年 3月 東京生まれ
  • 1968年 9月 司法試験合格
  • 1969年 6月 東京大学法学部卒業
  • 1972年 4月 大阪地裁判事補
    最高裁民事局付、東京地裁判事補、
    鹿児島地家裁名瀬支部判事補
    などを経て
  • 1982年 4月 東京地裁判事
    静岡地家裁判事、最高裁調査官、
    東京地裁判事を経て
  • 1993年 4月 東京地裁判事(部総括)
  • 1999年 4月 最高裁上席調査官
  • 2003年 4月 大津地家裁所長
  • 2004年 4月 静岡地裁所長
  • 2005年 3月 東京高裁判事(部総括)
  • 2010年 3月 高松高等裁判所長官
  • 現在に至る

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