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2010年5月20日 更新 動向リサーチ

香川地区企業倒産集計 2009年度(2009年4月~2010年3月)

    特徴
  1. 倒産件数は、2005年度以来4年ぶりに減少に転じる。過去10年で5番目。
  2. 負債総額は、(株)穴吹工務店発生の影響が大きく、過去最悪を記録。
  3. 業種別では、建設業が40件でトップ。サービス業他が前年度比71.4%増。
  4. 原因別では、販売不振が58件でトップ。不況型倒産は前年度比11.48%増。

概況

2009年度の香川地区企業倒産状況(負債総額1000万円以上、内整理を含む)は122件、負債総額2060億1800万円であった。件数は、前年度比3.9%減、2005年度以来前年度比減少、過去10年との比較では5番目となった。一方、負債総額は前年度比544.4%増、(株)穴吹工務店(高松市・負債総額1388億1100万円)が発生した影響が大きく、1995年度の1949億6600万円を上回り、過去最悪を更新した。

原因別では、販売不振が58件(構成比47.54%)でトップ、不況型倒産は68件(構成比55.74%)であった。

業種別では、建設業が40件でトップ、サービス業他24件、製造業21件、卸売業15件、小売業14件、運輸業4件、不動産業3件、情報通信業1件であった。

倒産形態別では、法的倒産81件(破産72件、会社更生4件、民事再生3件、特別清算2件)、銀行取引停止37件、内整理2件であった。

負債10億円以上の倒産は15件で、前年より7件増加。負債総額のトップは、(株)穴吹工務店(高松市・マンション販売)の1388億1100万円であった。


※クリックすると拡大画像が表示されます。

不況型倒産は、68件(構成比55.74%)で、前年度比11.48%増。

件数は販売不振が58件(構成比47.54%)でトップ。次いで他社倒産の余波20件、過小資本16件、既往のシワ寄せ9件、放漫経営7件、信用性低下5件、その他、設備投資過大各3件、売掛金回収難1件であった。負債総額は放漫経営が1409億7500万円でトップ、販売不振240億9800万円、他社倒産の余波231億6000万円、信用性低下118億400万円、過小資本37億7200万円、既往のシワ寄せ11億6300万円、売掛金回収難5億6000万円、設備投資過大3億6300万円、その他1億2300万円と続く。不況型倒産は、68件(構成比55.74%)で前年度比11.48%増、負債総額は258億2100万円だった。

建設業が40件でトップ。増加率ではサービス業71.4%増が目立つ。

件数は、建設業が40件でトップ、以下サービス業ほか24件、製造業21件、卸売業15件、小売業14件、運輸業4件、不動産業3件、情報通信業1件となっている。農・林・漁・鉱業と金融・保険業は発生が無かった。前年度との比較では、サービス業他10件、小売業4件、製造業3件、不動産業2件と4業種で増加した。また卸売業19件、運輸業、農・林・漁・鉱業各2件、建設業1件と4業種で減少した。金融・保険業、情報通信業は同数だった。負債総額は不動産業が1400億7100万円でトップ、サービス業他209億3800万円、製造業174億4500万円、建設業131億9800万円、卸売業78億9200万円、運輸業52億2500万円、小売業11億9400万円、情報通信業5500万円であった。

株式会社東京商工リサーチ 四国地区本部長高松支社長 影浦 泰一

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