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2010年9月16日 更新 かがわ経済ナビ

海と緑に囲まれて 高松に引っ越してきて1カ月がたちました。最初の印象は「暑すぎる」だったのですが、それは今年に限っては日本中の出来事なので高松、香川の印象ではありませんね。高松の印象。私にとってはやはり「空が広い」でしょうか。東京暮らしで空というのは「見上げるもの」です。それもビルのエッジに形を決められた直線でふちどられたもの。普通に前を見て空が大部分なんて久しぶりの感覚です。

オフィスの窓からはフェリーが行き交う海、その向こうには島の緑。これもまた都会人が忘れて久しい映像です。なんてうらやましい職場環境でしょう。屋島に登りました。高松市街、島々、いいですね。紫雲出山に登りました。あの景色は忘れられないですね。ダイナミックで荒々しい足摺の太平洋とは対照的な静かで優しい瀬戸内の表情は誰もが癒やされてしまう力を感じます。

オフィスの壁に四国全体の衛星写真が掛かっています。データで見るより一目瞭然。「森」です。早く森に入って山を体感したいって思います。

地域の産業振興、ベンチャーのお手伝いのような仕事にいろいろな立場で関わり始めて10年ほどになります。そこで感じたことの一つに、どんなところにも必ず原石があるということがあります。誰かがそれに気づき、掘り起こし、磨きをかけている。そういう成功事例、モデルが日本中にすでにたくさんあります。もう一つ感じていること。あわてたらだめ、同じことをやってもだめ、頼ってもだめ、ということ。成功事例というのは原石を磨いた結果の姿であって、原石によって、磨き方によって、できあがりの姿はすべて異なるのは当然です。成功の背景には磨いた人たちの試行錯誤、時間の経過、苦労の積み重ねが山のように隠れています。

少し暮らしただけでも感じる香川、四国の豊かさ、エネルギー。原石がまだまだ隠れていると思います。気づいた人、掘り起こしている人、磨いている人のお手伝いをするのが私の仕事だと思っています。

四国経済産業局長 加藤 元彦

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