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2010年10月21日 更新 かがわ経済ナビ

四国は一つ 29年ぶりに地元・四国で再び勤務する機会を得ました(高松での勤務は35年ぶり)。会う人ごとに四国(香川)はどう変わったかと聞かれます。本四連絡橋、高速道路が整備され、交通網は大変良くなり、本州と四国、四国島内の移動時間は大幅に短縮されました。しかし、青い空と海、緑の山脈は昔と変わっていません。

現在、四国の観光を見ると、NHKドラマ「坂の上の雲」と「龍馬伝」の効果により、愛媛県と高知県では観光客数が記録的な伸びとなっており、県内経済への波及効果は、それぞれ150億円、400億円を超えると試算されています。また、瀬戸内海の美しい島々を舞台とした「瀬戸内国際芸術祭」が開催されており、来場客数は早々と目標を突破しました。これらは、地元経済にとって明るい話題です。

ところで、全国的に人口減少社会を迎えていますが、四国は全国に20年以上先んじて人口減少社会を迎えています(四国の人口は1985年をピークに減少)。また、全国的に高齢化社会を迎えていますが、四国は全国より約10年先んじて高齢化社会を迎えています。そして、四国は他のどのブロックよりも人口減少が激しく、高齢化が進行しています。

このような中、四国がこれからどのようにして将来の活路を見いだしていくのか、四国の進むべき道について考えさせられます。そのためには、四国独自の自然・食、歴史・文化などの第一次産業・観光資源とモノ作りの技術・人材を、「四国は一つ」との理念の下、生かし、伸ばしていくことが是非とも必要だと考えています。

既に、四国の経済を引っ張っている元気な企業や地域活性化の取組みが数多く見られるところですが、今後も地域の強みを生かした取組みが広がっていき、「ふるさと四国」が豊かになっていくように、微力ながらお役に立てたらと、今改めて思っています。

四国財務局長 坂上 正人

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